彦根の城下町-400年前の都市計画-
彦根の城下町は、大規模な土木工事によって計画的に造られた町です。計画当初、城下は多くの渕(ふち)や沼のある湿潤な土地が広がっていました。そのため、松原内湖に注いでいた芹川(善利(せり)川)を約2キロメートルにわたって付け替えて一帯の排水を良くし、琵琶湖に直流させました。また、現在の尾末(おすえ)町にあった尾末山を全山切り崩して、周辺の低地を埋め立てたと伝えています。こうした大土木工事により、城下町の計画的な地割が可能となったのです。
城下町鳥瞰
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添付ファイル
3.市指定文化財【建造物】旧池田屋敷長屋門 (PDFファイル: 1.1MB)
更新日:2024年09月02日