【第16回】楽々園に長浜の曳山がやって来た!

楽々園に長浜の曳山がやって来た!
前回からのつづき

お城の北側にある殿様の別荘、玄宮園と楽々園では、家臣を招いて流鏑馬(やぶさめ)、蹴蹴(けまり)やお茶会などが開催されました。
これらは家臣とのコミュニケーションの一つで、これにより、殿様と家臣が協力して地域の平和を守ってきました。
井伊直中という殿様の時には、楽々園
に長浜から曳山が持って来られ、歌舞伎の実演を殿様と家臣が一緒に見物しました。

- 武士A「(曳山)あかんかったな・・」
武士B「あともうちょっとやったのにな・・・」
殿様(耳がダンボ) - 殿様「なんであんなに落ち込んでいるんや?」
家臣「なんか、曳山を見に行けんかったらしいですわ」
殿様「えっ(長浜の?)」
家臣「(あんたが言いましたやん・・・12キロメートルルール)」 - 殿様(キリッ)「じゃあ、ちょっとサプライズするか!かわいそうやし」
家臣A「はっ、かしこまりましたっ!さすが殿!!」
家臣B「(サプライズて・・・。あんたが言うかな・・・。)」 - 楽々園で曳山実演
殿様、武士たち「ワー!!」
(広報ひこね2024年3月号掲載)
更新日:2025年09月05日