【第2回】世界遺産に登録するのは、”国宝の天守”だけじゃない⁉

世界遺産に登録するのは、“国宝の天守”だけじゃない⁉
現在、市が世界遺産に登録しようとしているのは、国宝の天守や重要文化財の櫓などの建造物だけじゃなくて、堀や石垣、地下に残る御殿や重臣屋敷、庭園や藩校などが集まる特別史跡の範囲で、もっと広い範囲なんだ(下の写真)。


ちなみに、彦根城で国宝に指定されているのは、天守とそれに付属している附櫓と多聞櫓、そして土台の天守台だけなんだよ。天守は城を象徴するシンボルなんだけど、世界遺産登録を目指しているのは、城全体であって、もっといろんな機能や役割を持っているんだよ。

(広報ひこね 2022年12月号掲載)
更新日:2025年09月05日