湖東圏域公共交通活性化協議会

更新日:2024年12月17日

HP番号: 6019

湖東定住自立圏構想に基づき、圏域全体の公共交通の活性化とネットワーク化を図るため、平成20年度に発足した「彦根市公共交通活性化協議会」を平成21年度に「湖東圏域公共交通活性化協議会」として拡大発展させました。

現在この協議会では、路線バスの実証運行や予約型乗合タクシー(愛のりタクシー)の運行をはじめ、公共交通の利用促進に向けて、利用者への情報提供、アンケート調査など、湖東圏域全体の公共交通をより便利にするための事業の実施や協議を行っています。

添付ファイル

協議会開催状況

協議会総会にて男性職員が椅子に並んで座っている写真

平成30年6月29日開催 平成30年度第1回総会の様子

湖東圏域の路線バス利用状況

路線バス利用者数は、令和元年度に85万人まで増加した後、コロナ禍において大幅に減少しました。現在の利用者数は、再び回復傾向にあります。

湖東圏域でのバス運行を維持していくため、運行にかかる経費を運賃収入等では賄いきれない赤字分約1億8,600万円(令和5年度)を各市町や県が補助しています。

路線バスは、自らの交通手段を持たない人にとっては、通勤や通学、病院への通院、買物などの日常生活を支えるのに、無くてはならない存在です。

ぜひ、月に1回、2回でも「バス」のご利用をお願いします。多くの人のご利用が路線バスを支えます。

路線バスの利用者数と行政負担額のグラフ

予約乗合型タクシー「愛のりタクシー」路線別利用状況

湖東圏域では、公共交通空白地域の解消に向けて、予約型乗合タクシー「愛のりタクシー」を圏域全体で現在15路線運行しています。

愛のりタクシーの利用者数と行政負担額を表すグラフ

公共交通利用促進(モビリティ・マネジメント)

マイカーの利用が増加すると各地に「渋滞」を引き起こすだけでなく、騒音や二酸化炭素排出量の増加など環境に対する影響や、交通事故の増加などが懸念されています。

そこで、協議会ではマイカーから公共交通へ自発的に転換していただき、湖東圏域の公共交通の利用促進を図るための事業(モビリティ・マネジメント)を実施しています。 小学校における交通環境学習授業や、愛のりタクシー出前講座、湖東圏域公共交通ニューズレターの発行などを行っています。

ご当地キャラ博in彦根2016の開催にあわせて公共交通のPRを行う5体のゆるキャラたちの写真

ご当地キャラ博in彦根2015の開催にあわせて公共交通のPRを行うゆるキャラたち

住民を対象としたアンケート(令和5年度)

令和5年度に策定した「湖東圏域地域公共交通計画」の検討にあたり、今後の公共交通サービスのあり方の基礎資料とすることを目的に、住民アンケート調査を実施しました。このアンケート調査では、住民の日頃の移動について、利用する交通機関やその頻度、目的、出発地・目的地等を把握するとともに、公共交通に関する評価やニーズを把握し、併せて、ある特定の一日(平日)の移動状況を調査するパーソントリップ調査を実施しました。

添付ファイル

令和6年4月、路線バスと愛のりタクシーの一部再編を行いました

  • 定時性確保に課題のあった「南彦根ベルロード線」について、系統を短縮することで、運行の効率化を図りました。
  • 利用状況等を分析し、「城北・大藪線」の一部系統(近江高校前経由)を廃止しました。
  • 路線バス「城北・大藪線」の一部系統廃止に伴い、廃止停留所を愛のりタクシー「松原線」へ移管しました。併せて、愛のりタクシー「松原線」を南彦根駅方面まで延伸しました。
  • 彦根城周辺の回遊性向上による周辺住民や観光客の利便性増進のため、「彦根循環線」を新設しました。

 

ひこね・公共交通ニューズレター(2008年7月から2010年3月)

添付ファイル

湖東圏域公共交通ニューズレター(2010年8月以降)

添付ファイル

調査事業の事後評価について

地域公共交通活性化・再生総合事業において、協議会が事業を行うにあたって、地域における主体的な取組みおよび創意工夫が、より効果的・効率的に推進されることを目的として事後評価を行うことになっています。事後評価は、協議会による自己評価と地方運輸局等における二次評価があります。

平成24年度からは、地域公共交通確保維持改善事業において、事業を行っています。

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この記事に関するお問い合わせ先

都市政策部 交通政策課

電話:0749-30-6134
ファックス:0749-24-8517

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